実写版『岸辺露伴は動かない』シリーズの新作は、イタリア・ヴェネチアが舞台です!
2020年にNHK総合のテレビドラマとして始まった同シリーズ。通算2作目となる劇場版が『岸辺露伴は動かない 懺悔室』が、5月23日に全国公開されることになりました。1月7日にX(旧Twitter)の公式アカウントで特報映像が告知されて注目を集めています。
実写版『岸辺露伴は動かない』は、「相手を本にすることで素性を読み指示まで書き込める」奇妙な能力、“ヘブンズ・ドアー”を持つ漫画家・岸辺露伴を主人公としたサスペンスドラマ。
荒木飛呂彦さんが自身の代表作『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフとして描いた『岸辺露伴は動かない』を原作としています。
特報映像には、薄暗いのヴェネツィアを歩く高橋一生さん扮する岸辺露伴の姿が……!
投稿に
「シリーズの原点であり伝説のエピソードを 邦画初"全編ヴェネツィアロケ敢行"し、 史上最高スケールで描く——」
と、ある通り、映像にはヴェネツィアの美しい風景が散りばめられています。
移り変わるヴェネツィアの風景、原作でもキーとなる「ポップコーン」と「鳩」の映像、最後は懺悔室に入る露伴のカットで特報映像は締めくくられていました。
「最高だッ」「良すぎるッ」ファンからは興奮のコメントが続々!
予告には、『岸辺露伴は動かない』ファンからの喜びのコメントが多く集まりました。
💬「予告すらも良すぎるッ…」
💬「懺悔室キターーーーー!」
💬「なんてことだッ…最高だッ!」
『岸辺露伴は動かない 懺悔室』とは?
今回、劇場版として描かれる『岸辺露伴は動かない 懺悔室』の原作は、『岸辺露伴は動かない』の第一作目『岸辺露伴は動かない エピソード#16懺悔室』がモチーフ。
原作のあらすじは、
ヴェネツィアのとある教会で、取材と称し懺悔室(※告解室)に入った岸辺露伴。神父に適当な嘘をつこうと思っていたところ、別室に入ってきた男は懺悔を始めてしまう。露伴は、“告解を受ける側”に入っていたことに気づくも、好奇心を抑えきれず神父のふりをして告解を聞くことにする。
というもの。
漫画家・岸辺露伴が好奇心から奇妙な事件や出来事に巻き込まれる、という『岸辺露伴は動かない』シリーズを確立した作品です。
※ カトリック教会で見られる、信者が神父に自らの罪を告白する小部屋。神父と信者が入る部屋が分かれており、部屋をつなぐ仕切り越しに信者は罪の告白を行う。
“露伴が動かない”原作の実写化にファンからも期待の声
なぜ『岸辺露伴は動かない』というタイトルがついたのでしょうか。
『懺悔室』を収録した短編集『死刑執行中脱獄進行中』(集英社)の巻末で、作者の荒木飛呂彦さんは「岸辺露伴は主人公ではなく、物語のナビゲーターですよ、という意味」と振り返っています。
その言葉通り、露伴が聞き役に徹して動きの少ない原作をどう実写するのでしょう。ファンの間では脚本の小林靖子さんらの手腕に期待する声が膨らんでいます。
💬「岸辺露伴が本当に動かない話をどう改変するのか楽しみ」
💬「『懺悔室』は原作だと露伴は聞いてるだけでマジで動かないけど……どうなるか楽しみ」
新作となる『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、5月23日(金)から全国の映画館で上映開始。
特報にあわせて主演の高橋さんや飯豊まりえさんからのコメントも寄せられています。
今回映画化される『岸辺露伴は動かない エピソード#16懺悔室』は、集英社のWebサイト/アプリ『少年ジャンプ+』で無料公開中です。